進退窮まった同人作家の雑記

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『止まった時計 麻原彰晃の三女・アーチャリーの手記』感想②

前回→止まった時計 麻原彰晃の三女・アーチャリーの手記』感想①

続きです。
長くなるので、要点を以下の3点に分けました。

1、アーチャリーであったことによる、その後のいわれなき差別。
2、(裁判での)麻原は詐病か否か。
3、幹部の暴走。

今回は『2、(裁判での)麻原は詐病か否か。』について書きます。

僕個人としては、麻原に限らずこういう精神鑑定の話題を目にする度に
「精神疾患とはなんぞや?」って思っちゃうんですけども
この本の中では「麻原はガチで病気なので早急に治療が必要である」と繰り返し主張されてますね。
対して、裁判所は「麻原は詐病であるので治療の必要はない」というスタンス

とりあえずここでは裁判所のスタンス通りに「麻原は詐病である」としましょうか
ただ、一般的に言われているような「死刑逃れ(減刑狙い)」が目的では無いと思います。
だって精神状態が考慮されるのは事件当時の話であって、裁判途中でおかしくなったからといって、じゃあ死刑じゃなくて無期懲役ね、とはならないわけです。
減刑狙いであるなら、むしろ逆効果と言わざるを得ません。
麻原をよく知る人物の手記とか今までいろいろ読んできましたけど、どれも共通して
「人の心を読む術に長けていた」
と述べてます、上祐さんなんかは超能力レベルだとまで評してます。
そんな人物が「減刑狙い」で逆効果な廃人のフリをするとは思えないですね。
じゃあ詐病じゃないのか?というと、それもちょっと違うというか、意図的にそうしてる感じがするんですよね。

この本の中で、こんなエピソードが紹介されてまして
まだ麻原が真面目に(?)裁判受けてた頃、拘置所内で夜中にトイレを使う際に「タンクの水で流さず、自分で水を汲んで流せ」というルールを破り、懲罰を受けた、とあります。
まぁ夜中だから音を立てるな的なルールの一環だとは思うんです。
一応、前知識として触れておきますけど
麻原は生まれつき片目を失明しており、もう片方の目の視力も決して良くはないと言われてます。
オウム関係者はすでにもう片方も失明していて「全盲である」と主張してて、この本の著者もそういうスタンスで書いてますが
全盲かどうかはちょっと客観的に証拠がないので正直なんともいえないのだけど
目が不自由であるのは間違いなさそうです。

んで話を戻しますけど、その夜中に水を流すべからず、というルール自体、一晩に誰かは忘れて流しちゃうくらい
そこまで厳守されていたものではなくて、とてもじゃないけど懲罰があるような厳格な取り決めごとではなかったそうです。
まぁ口頭注意くらいが関の山だろうというのはなんとなく想像できますけど
麻原には懲罰を与えたとされています。
このエピソードからわかるのは
麻原だけ悪い意味で特別扱いであり、拘置所職員の悪意を感じるわけです。

著者はこのエピソードが原因で、麻原は糞尿垂れ流しになったとは書いてないんですけども。
自分が麻原と同じ立場だったら同じことするかもしれないですね。

別に、嫌がらせで糞尿垂れ流しなんだ、というわけではなくて
要するに「人の心を読む術に長けていた」人物なわけだから
このエピソード然り、裁判の流れを見るに然り

自分が何を言おうが、何を行動しようが
”史上稀に見る凶悪事件を起こした宗教団体の長である、麻原彰晃”の死刑は規定路線であり
全てが茶番である

と悟った上での諦めの境地の結果がアレなんだと思います。

おそらくオウム裁判以外の話なら、精神疾患の認定は出るんじゃないかと思います。

それなら、麻原の死刑判決は不当なのか?というと、それは 3、幹部の暴走。 の内容を踏まえないと
何も言えないので、明日また書きます。

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